金メダリストの心



紅葉の秋もそろそろ終わり、寒い冬の訪れを感じる今日この頃です。

今年四月から講談協会副会長を仰せつかり、古いものを踏襲しつつ、

新しい協会、活気ある協会にと会長共々頑張っております。

さて、先日オリンピックで旗手を務めた女子レスリング50キロ級金メダリストの須崎優衣さんとお会いしました。二十二歳の可愛いお嬢さんでと ても気さくな方。「一緒にお写真を撮って下さい」とお願いすると、「じゃ金メダルをかけさせて下さい」と気軽に私の胸にかけて下さいました ( 重かったですよ)「そんなもったいない」というと「とんでもない、いいんですよ」と自分の小さな可愛いバッグからヒョイと取り出してかけてくれました。まるで夢のようで感動の瞬間、私の一生の思い出となりました。 自分がここまで頑張れたのは自分を育てて下さった方々のおかげという感謝の気持ちの大きとこれからも自分と自分を応援して下さる方々の為に一層頑張りたいというこの感謝の気持ちと自分への厳しさがあるからこそ世界一のアスリートとして輝けるのだと感じました。私たち芸人も応援して下さるお客様、

そして師匠(故人)や先輩講談師、 弟子への感謝と共に、

自分への厳しさをもって頑張らなければと心新たに致しました。

皆様、今後とも応援よろしくお願いいたします。





女子レスリング50キロ級金メダリストの須崎優衣さんと