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" 師匠と私の出会いは、私がまだ新劇の女優を目指して勉強をしている時、師匠の高座を始めて見て、講談というものを知らなかった私はこんな世界があるのだと感激をしました。楽屋に行くと私の事を聞いていたようで、「この子(現香織)も講談の勉強をするのだけれど君もよかったらいらっしゃいと言われ、高座に感激していた私は思わず「ありがとうございます」と言ってしまいました。俳優は芸の幅を広げるために声楽やバレエなどを勉強します。そんな軽い気持ちでお稽古に行き始めました。そして2ヶ月「君は前座になりたまえ」と言われ、何が何だかわからずに入門、前座修行が始まりました。
幼い時からおばあちゃん子で、時代劇など大好きな私は、たちまち講談の魅力に取り憑かれた、新劇の役者をやめ、講談の前座のみになり、本格的に講談師の道を歩み始めました。
私たちの時代には女性は少なく、辛いことも多々ありましたが、一生懸命育てて下さった師匠のことを思うと、もう少し頑張ろうとやって来て、今では辞めないで頑張ってやってきて良かったと思います。
今講談師神田すみれがあるのは、師匠神田山陽のお陰です。
師匠本当にありがとうございました。"